PIC制御のLED照明スタンドを作ってみました      nobcha(C)2011       

 

 

 廃品の瓶やハンガーの針金を使い、卓上LED照明スタンドを作りました。付属のタッチスイッチで明るさ、モード設定します。電源はニッケル水素充電池に対応しており、DC電圧ブースト方式を採用し高輝度白色LEDを光らせます。その1はPIC12F683を使用した簡易型のタッチスイッチ(100kオームと指先浮遊容量の時定数でポート状態から判断)とその2はPIC12F1822などからサポートされ始めたキャパシティブセンシングモジュール利用のタッチスイッチです。

 当然ながら新方式の方がチャタリングなどの誤動作無く(ちょっと応答悪いようなソフト設定になっております)使えます。その2は別頁に。

項番 項目  詳細説明 その1 簡易式タッチスイッチ利用
  1  供給電源 単三型のニッケル水素電池を2本使います
 2 接続回路  その1
 3 材料 @スタンド基部:インスタント珈琲の容器
Aアーム:クリーニング店の針金ハンガー
BLEDケース 35mm銀塩フィルムケース(透明なもの)
C回路部品(その1) CPU PIC12F683
LED OSPW5111B-QR 3個 (白色高輝度LED)
ダイオード 1S1588
トランジスター 2SC1741
インダクター 100μH カーボン抵抗型
抵抗 470Ω、2.2kΩ、10kΩ、100kΩ  1/8W
コンデンサー 10μF16Vアルミ電解
電源表示LED E1L53-3BOA6-02(青色LED)
Dユニバーサル基板:25mm*35mm
EDCコネクタ:内径2.5φ用(現在未使用)  単三電池2本用ホルダー
Fねじなっと類 M3(アーム取り付け)*4組、M2(DCコネクタ取り付け用)*2組
G配線用リード線 少々 タッチ端子用銅テープ 少々
 4 回路実装  その1 部品面の実装  PasSファイルです

   

半田付け面 

 

5 制御ソフト HITECH C(V2.71a)を利用しました。デバッグはMPLAB(V8.60)、PICKIT2でプログラムを書き込んでおります。タッチスイッチの利きが悪くあまりお勧めできません。その2で試作したPIC12F1822利用の方がお勧めです。
 6 出来上がり タッチスイッチで設定します。タッチすると50段階(50から100)で輝度レベルが設定できます。また、長タッチすると、モードが変わります。連続点灯、消灯、早い点滅、遅い点滅の4つです。電源2.6V印加で消灯時消費電流約2.5mA,(電源表示用LEDがほとんど、PICだけなら0.5mA程度)最大輝度時消費電流約25mAです。電源投入時モードは連続点灯、明るさレベルは90です。

試作実験される場合はPIC12F1822使用のその2をお勧めします。

 7 ご注意

掲載したページの内容(文章、画像)には著作権があります。丸のままコピーすることは認められません。また実験の内容はnobchaが趣味で行っているものですので、再現性や安全性について保証しかねます。実験追試される場合はご自身の判断で行ってください。  

実用工作の目次    全体目次 アイコンは「牛飼いとアイコンの部屋」からお借りしました http://www.ushikai.com/

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謝辞 電子回路試作でブログ、ホームページに各社発表されている方の情報を参考にしました。感謝します。また次のフリーソフトを利用させていただきました。開発された方、普及に協力されている方、提供会社、テンプレートを提供されている方に感謝します。

回路図ソフト 水魚堂の回路図エディタ  http://www.suigyodo.com/online/schsoft.htm

ユニバーサル基板配線CADのPasSを利用しました  http://www.geocities.jp/uaubn/pass/

リニアテクノロジーズ社のLTSPICEを使いました  http://www.linear-tech.co.jp/designtools/software/

マイクロチップ社の開発システム及び言語プログラム  http://www.microchip.com/stellent/idcplg?IdcService=SS_GET_PAGE&nodeId=2879

                                                                            2011.05.18   2011.07.13再実験計画中

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