かけがえの無いメモ書き (原著者Petteri Aimonenさん了解で日本語ページ作成しました) |
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DSO
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デジタル入力の周波数応答を改善
ワタシは以前にDSO QUADのデジタル入力についている保護ダイオードD5は間違った選択だと申し上げました。ダイオードの閾値電圧が5Vで恐ろしいぐらいの容量値です。この容量が信号帯域を悪化させ、閾値電圧も高いのでなんとも保護になってません。 ハッキングしてみよう |
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バッテリーをはずす ねじの位置 フロントパネルのはずし方 ケースを開けます 基板を取り外す ダイオードの位置 半田付け |
裏蓋を取ってばらす
まずは裏蓋をスライドし、バッテリーを取り出します。そして四隅にある4本のねじをはずします。
ベゼル下部に指のつめを入れ、すべらせフロントパネルをはずします。これは意外と簡単。
最後は底部からやさしく押し出し基板を取り出します。操作ボタンが壊れぬように力を掛けすぎないでください。
ダイオードのはずし方
半だコテで暖め、基板から注意深くピンセットなどの怜悧な工具を使ってダイオードを引き上げます。
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フロントパネルを元に戻します
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再組み立て
このとき、画面をきれいに拭けるチャンスです。フロントパネルの下部に指紋を残さぬようにします。そして定位置にはめ込みます
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これで安全なの?
外付け保護ダイオードは電圧が5Vになるまで無意味です。なぜならばFPGA(ほとんどのCMOSと同じく)は内部に保護ダイオードを備えていて、回路が壊れないようなこう電圧にならないようにしております。 ワタシは-7Vから+24VまででC、Dチャンネルを試しました。両チャンネルは独立に動作します。
この試験に拠ればワタシの機械では-7vから+24Vで壊れなかったし、最大定格電圧を越えませんでした。正電圧側はずいぶん余裕があります。デジタル入力で1Vより下が0レベルとなるので、マイナス電圧はともかく用はありません。ひとつ意味があるのはRS232信号を測るときぐらいです。 周波数帯域はどうなるか?
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