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JYETECH 068 デジタルオシロトレーニングキット |
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仕様 DSO068はできるだけスルーホール部品を使うようにした自作キットです。スルーホール部品使用により組み立てやさしくなり、ユーザが深くかかわることができます。何といってもユーザ自身で試験したり、改造したり、実験したり、さらに自分だけのプロジェクトにも使えます。楽しみが倍増します。 更にDSO068はトレーニング用のキットというだけでなく、毎日の実用に使用できます。従来製品DSO062キットを基に設計され、ハードウェアもソフトウェアも多数の拡張を行っています。おもな改良点は次になります。 ・感度向上(100mV/divから10mV/divへ) ・アナログ帯域拡大(1MHzが3MHzへ) ・取り込み領域が拡大(256点から1024点へ) ・トリガー位置可変で位置表示(1%-100%) ・周波数と振幅が可変の試験信号を内蔵 ・USB接続 ・取り込み信号を生波形データでもCSVデータでもアップロード可能 ・jyelabソフトと連動するとUSBスコープやデータロガー(8チャンネルで10ビット精度) jyelabの説明和訳 ・組み込み周波数計が高感度に(3Vppから0.2Vppへ) ・バッテリー/USBからの電源供給 ・完全なケース入り
詳しくは比較表を:DSO068対DSO062. シリコンゴムの押しボタンと回転ダイヤルのおかげでDSP068の操作がやりやすくなりました。 DSO068の操作はシリコンゴム押しボタンと回転円コーダのおかげで更に簡単になりました。パラメータ設定は簡単で直感的になりました。メニューでモード設定やユーティリティ起動ができます。完璧に複雑ではないナビゲーションになりました。
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写真 アップロードした波形 ブログで組み立て調整法を説明追加しています。「ホビー用デジタルオシロの紹介」@2019.JAN |
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キットの内容 DSO068キットは次のような主な部材からなっています。 (1)半田付け済のICや表面実装部品が付いた主回路基板。基板は試験済みでマイコンはプログラム済。 (2)128×64ドットマトリックスLCD (3)電源昇圧基板(JYE116):この基板では2Vまでのバッテリー電圧を5Vにします。 (4)電圧変換基板(JYE117):この基板では5Vから-5Vで最大200mAまで作ります。 (5)電圧反転基板(JYE120):+5Vから-5V/200mAを作り出す基板です。 (6)リチウムイオン蓄電池充電用基板(JYE118):これにはUSB/蓄電池切り替え回路が入っています。 (7)USB-UART変換基板(JYE119):ホストのUSBポートにつなぐためのものです。 (8)プロ用1X/10X減衰器付き20MHzプローブ。 (9)傾斜スタンド、スイッチキャップなども付いたケース類一式。 (10)スルーホール実装部品、機械的部品、付属品など。 キットの箱にはカラー印刷した組み立て説明と取扱説明が入っております。 他の資料類はWEBからダウンロードして使ってください。また同時に資料類をファイルでダウンロードしておくことをお勧めします。教室でスクリーンに映すには拡大したほうがよいです。 注意:標準の出荷形態ではバッテリーは入っておりませんので、別に手配するか用意しないといけません。 リチウムイオンバッテリーは荷扱い業者の規定により運送費が余計にかかり、運送時間もかかります。 学生用バージョンのソースコードはダウンロードできるようにしてあります。デジタルオシロがどういうふうに動くかを理解できるよう製品版より簡単にしてあります。 学生版バージョンのサンプリング時間は500Sa/秒-100kSa/秒に制限しており、そのほかの仕様は入っていません。 |
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注文品名番号 06804 K |
内容物 ・DSO068キット(バッテリーは含まず) ・BNC式プローブ(1X/10X減衰器付き)(写真) ・USBケーブル(写真) ・英語版ユーザーズマニュアル ・英語版組み立て説明書 |
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製品関連資料類とファームウェア: ・取扱説明書(和訳) ・組み立て説明書(PCBのF版用) ・組み立て説明書(PCBのH版用) ・回路図(PCBのF版用) ・回路図(PCBのH版用) ・ファームウェア一覧(和訳) ファーム一覧原文 ・教育参考用ソースコード ・取り込みデータのアップロードとそのフォーマット(和訳) ・DSO068とPCとのデータインターフェイス サポート用資料及びツール類説明: ・10×プローブの較正方法 ・ブートローダを用いたファームウェア更新の仕方(和訳) ・携帯電話用電池をデジタルオシロの電源に使う(和訳) ・JYETECHブートローダ用PCソフト ・仮想COMポートドライバ(USBシリアル変換CP210X用) 暴走時のリセット方法(工場出荷状態へ戻すやり方) ・フォーラムから抜粋(和訳) |
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仕様 垂直関連 ・入力チャンネル数:1 ・アナログ帯域:0-3MHz ・感度:10mV/Div-5V/Div ・解像度:8ビット ・入力インピーダンス:1Mohm ・最大入力電圧:50Vpk(1×プローブ) 400Vpk(10×プローブ) ・入力結合:DC,AC,GND |
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水平関連 ・最大実サンプリング速度:2MSps ・最大等価サンプリング速度:20MSps ・時間軸設定:0.5μs/Div-10m(分)/Div ・記録長:256,512,1024ビット可変 ・Run/Holdモード選択:ボタンで切り替え |
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トリガー部 ・トリガーモード:Auto,Normal,Single ・トリガー法:立ち上がり、立下り ・トリガー位置:0%-100%で取り込みバッファ調整可 ・トリガー位置表示:あり |
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試験信号発生 ・周波数可変範囲:1Hz-100kHz(41周波数) ・調整可能出力電圧:0.3V,1V、3V、5V |
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他の仕様 ・取り込み波形のEEPROMへの記録、電源OFF後の呼出し ・ビットマップファイルで画面波形をアップロード可能 ・CSVデータで波形データのアップロード可能 ・データやりとりとファームウェア更新用のUSB接続 ・パラメータ設定を素早くできるロータリースイッチ |
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表示 ・2インチ 128ハ×64白黒ドット表示LCD ・バックライトのON/OFF制御 ・コントラスト調整可能 |
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電源供給 ・3.7Vリチウムイオン充電池とUSB供給 ・3.7Vで供給電流300mA(LCDバックライト点灯、平均値) ・充電機能内蔵 |
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物理的仕様 ・大きさ:140mm×70mm×30mm ・重量120gr(バッテリーとプローブは含まず) |