nobchaの電子回路日記ブログまとめ

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2011.0817

  はじめに 

  PIC12F1822を使い実験を色々やってみます。周波数カウンタ機能は色々な応用に使えるようです。CSPの試作をやるためにこの周波数カウンタがベースとなります。TMR0とTMR1を使い、内部クロック.4MHzを基準ににして簡易カウンタをまとめます。バッテリー駆動、単三ニッケル水素電池3本3.8VでLCD表示したいので、ii2c接続電池駆動可能なLCDを使います。

 

 試作機の仕様は 

 

 

回路図 

 実験用回路は次になります。

 

 回路図は水魚堂さんのBSchを使いました。また関連記号類も利用させていただきます。公開された作者さん達のご努力に感謝いたします。http://www.suigyodo.com/online/schsoft.htm
   

 

 実験 

 ブレッドボードで実験を進めます。

  試験用クロック源としてEXO3 20MHz品を分周し用いました。プリアンプは始め2SK439を使おうとしましたが、電圧低くても電流を流さねばならず、それなら減電圧特性が良いトランジスター2SC2458の方がよかろうと思い変更しました。

 

 このカウンタでのカウント周波数上限ですが、大体3MHzぐらいです。この実験構成ではEXO3の20MHzを8分周した2.5MHzまで計測できました。もっと高い周波数を測るには、現在TMR0のプリスケーラが2分の1ですので、プリスケーラの分周比を増やせば良いのではないかと思います。それはまた別な実験で取り組みたいと思っています。

 

 プログラム 

  プログラムはMAIN部LCD表示部i2cドライバ部に分かれています。LCD表示関数は従来TC4040B経由駆動でしたが、今回その下位にi2c関数を組み込みました。i2c関数はHITECH社サンプルプログラムを参考に作成しました。READ,WRITE共用です。今回はWRITEしか使っていないので、今後EEPROMなど入手しREADのデバッグも必要です。

  またdelay.h_li2c_cd_func_.hi2c.hを引きこみ必要です。

 

 

 次はどうなる 

  容量検知スイッチ(CPS)の実験をPIC12F1822でやってみようと思い、そのために必要な周波数カウント機能を簡易カウンタ流用で試作しました。次はCPSモジュールを使用したタッチスイッチ実験を行いたく思います。

 

 

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