PIC12F1822のCONFIG研究からLEDピカピカまで                  nobcha(c)2011

 

 このページでは新4桁型番シリーズの8ピンタイプであるPIC12F1822を使うに当たり、手がけたことをまとめてみました。

 これら試作ではMicrochip社のMPLABやPICKIT2を用いて開発デバッグすることを前提にしております。また使用言語はMPLAB付属のアセンブラあるいはフリー版のHITECH C pro liteを用いております。

 それらのソフトはMicrochip社のWEBからダウンロードしてご利用ください。またPICKIT2やその後継のPICKIT3はWEB通販や秋葉パーツショップで扱われているので簡単に入手できます。

項目

内容

実験・試作・基板・ソフトなどの説明

PIC12F1822のCONFIG研究 PICマイコン新シリーズ使うときにまずCONFIGの設定 CONFIGを理解します。LEDピカピカプログラムが書けるよう整理しました。
MPLAB&PICKIT2 手持ちのPICKIT2とMPLABのVアップが必要 @今回新チップ対応のためMPLAB v8.73にvアップ

APICKIT2v2.61をダウンロードしバージョンアップします。
http://ww1.microchip.com/downloads/en/DeviceDoc/PICkit%202%20v2.61.00%20Setup%20A.zip

BPICKIT2のデバイスファイル入れ替え必要です。

次のところにあるPK2DFUpdate-1-62-09をdeviceファイルと入れ替えます。
http://www.microchip.com/stellent/idcplg?IdcService=SS_GET_PAGE&nodeId=1406&dDocName=en023805
Device File 1.62.9  New device support. Compatible with application 
これをダウンロードし、\PROGRAM FILED\MICROCHIP\PICKIT V2\PK2DeviceFile.DATと入れ替える。(前のものを適宜RENAMEし、新しいPK2DeviceFile-1.62.09をPK2DeviceFile.DATにRENAMEする)

HI−TECH C コンパイラ MPLABv8.73をダウンロード時のv2.81から更にv2.82へとvアップ MPLABv8.73ダウンロード時にはオプションでv2.81をダウンロードすることになります。しかし、v2.81にはバグがあるとの情報であり、更に次のサイトからv2.82をダウンロードしてvアップします。

http://www.microchip.com/stellent/idcplg?IdcService=SS_GET_PAGE&nodeId=1406&dDocName=en542849

v2.80以降では、予約語に一部変更が出ております。旧PICソースのコンパイルを旧予約語のままで行うには次の設定をソースファイル先頭に行います。 

#define __LEGACY_HEADERS

LEDピカピカ回路図 RA2にLEDをつなぎ100mS間隔で点滅させます
LEDピカピカソフト delay関数を使います

MPLAB v8.73

HI−TECH C v9.81

PICKIT2 v2.61

/***********************************
PIC12F1822 LED TESTING by nobcha
************************************ */
#include <htc.h>  #include "delay.h"  #define _XTAL_FREQ 4000000
#define LED_ON LA2=1;  #define LED_OFF LA2=0;
 __CONFIG(   FOSC_INTOSC & WDTE_OFF & PWRTE_ON & MCLRE_ON & CP_OFF 
& CPD_OFF & BOREN_OFF & CLKOUTEN_OFF & IESO_OFF &  FCMEN_OFF  );
 __CONFIG(  WRT_OFF & PLLEN_OFF & STVREN_ON & LVP_OFF  );
void main(void){        // REGISTER SET UP
 OSCCON = 0b01101010; // 4MHz int clk, PLL dis, 
 GIE = 0;            // Int disable
 ANSELA = 0;         // ALL digital 
 TRISA = 0b00001000;  // LA3 MCLR INPUT
 LATA = 0b00001000;    // DATA latch reset LA3 is none
 // REPEATED FOREVER
 while(1){   LED_ON   // LA2 on  
 __delay_ms(100) ;      // 100ms waiting
 LED_OFF          // LA2 off
 __delay_ms(100) ;      // 100ms waiting   }  }
LEDピカピカソフトHEX PICKIT2へインポート用 :0600000001288801C52F54
:100F8A00F2012000C82F6A30210099008B13230038
:100F9A008C01083021008C00083022008C00D52FEB
:100FAA0020000C158230F100DD30F000F00BDB2F51
:100FBA00F10BDB2FE02F8230F100DD30F000F00B77
:100FCA00E42FF10BE42FE92F20000C118230F100FD
:100FDA00DD30F000F00BEF2FF10BEF2FF42F823002
:100FEA00F100DD30F000F00BF82FF10BF82FFD2F98
:060FFA00D52FD52F0128C0
:020000040001F9
:04000E00C4C9FFDE84
:00000001FF
HEXファイルの書き込み PICKIT2を使う 今までのPICだとMPLABでコンパイルリンクして、プログラマのところがPICKIT2を選択してprogramできました。ところが、新4桁PICシリーズはMPLABのPICKIT2サポートボタンに出てきません。どうするかというとPICKIT2という別プログラムがありますので(PICKIT2のLOGIC TOOLを使う時に起動したヤツです)、それをインストールして、その中で該当のHEXファイルをインポートし、ちゃんとPICKIT2がつながり、PICチップが認識されている(画面左上に表示される)かを確認して、writeボタンを押すという手順で書き込みます。

全体目次に戻る            2011.08.03 09.18追記

アイコンは「牛飼いとアイコンの部屋」からの提供とオリジナルです。感謝。

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