nobchaの電子回路日記ブログまとめ

戻る  PIC10F200+単三電池2本で高輝度白色LED駆動の実験

2011.0.2.02

 

 はじめに 

 PIC10F200を使用して3V近く無いと明るく光らない白色高輝度LEDを単三ニッケル水素電池2本(2.6Vで駆動する実験です。以前の実験では光らせるだけでしたが、今回はタクトスイッチで点滅モードとか輝度を設定できるようにします。

 

 試作機の仕様は 

 仕様は次になります。
項番 項目 詳細説明
 1 0.5μSインダクタON,9μSはオフして電圧発生 1サイクルは10μS GPIO2端子に2SC2458をつなぎ、100μHのインダクタを駆動して、スイッチング時の逆電圧でLEDを光らせます
 2 項番1のサイクルを240回回し、明るさ設定分だけ点灯する 240サイクル中に点灯駆動するサイクル数で輝度を制御します。
 3 項番2を更に240回繰り返し、点灯する場合、点灯しない場合で点滅になる onoffフラグで点灯サイクルにするか、消灯サイクルにするかを決めて、8回サイクル中の点灯、消灯で点滅をさせる
 4 項番3のサイクルをSWタイマにする SWカウンタにより、項番3の5サイクル分押され続けるとタクトSWが押されたものとみなす

 

 回路図 

 実験ブレッドボード用として、CPU+ICSPコネクタ部はデバッグ用CPU基板、他はブレッドボードに突き刺します。

    

 回路図は水魚堂さんのBSchを使いました。また関連記号類も利用させていただきます。公開された作者さん達のご努力に感謝いたします。http://www.suigyodo.com/online/schsoft.htm
   

 

 実験 

 実験はブレッドボード上で行いました。 

  

 

 プログラム 

 プログラムはアセンブラで書きました。

 コンフィグ設定は”MCLRE_ON & CP_OFF & WDT_OFF”、すなわちGPIO3のMCLR端子有効、コードの保護なし、ウォッチドッグタイマー使わずです。

 

 

 スローチャート 

 フローチャートは次のようになっています。

 

 次はどうなる 

  今回は輝度調整のところが作りこめておりません。長押し時に輝度調整値が変わるなどのことを次回入れ込みたいと思います。

 

 

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