ラッチつきセグメントドライバの役目をソフトと組み合わせバイナリーカウンタTC4040Bにやってもらいます。パルス1個でセグメントaが、2個でセグメントbがというようにパルスの数が駆動するセグメント指定となります。このやり方はシフトレジスタでのシリパラ変換を一ひねりしたもので面白いですね。そしてもう一つのひねりはクロック端子をHにすると積分回路が入ったリセットがしばらくして掛かります。セグメント駆動のパルスは幅が狭く積分回路があり、リセットにはなりません。
nobchaの電子回路日記ブログのまとめ | |||||||||||||||||||||
PIC16F675とLM61BIZによるLED表示室温計の試作実験 | |||||||||||||||||||||
2010.08.13 | |||||||||||||||||||||
はじめに この間アキバに行って秋月で買った温度センサーとアノードコモン2桁7セグメントLEDを組み合わせ室温計を作ってみようと思います。CPUはPIC12F675す。8ピンで、IOが入力専用入れても6本のPICで7セグメントのLEDをどうやって駆動するのか。
ラッチつきセグメントドライバの役目をソフトと組み合わせバイナリーカウンタTC4040Bにやってもらいます。パルス1個でセグメントaが、2個でセグメントbがというようにパルスの数が駆動するセグメント指定となります。このやり方はシフトレジスタでのシリパラ変換を一ひねりしたもので面白いですね。そしてもう一つのひねりはクロック端子をHにすると積分回路が入ったリセットがしばらくして掛かります。セグメント駆動のパルスは幅が狭く積分回路があり、リセットにはなりません。
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試作機の仕様は PIC16F88の時と同じです。
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回路図 回路ですが、CPU+ICSPコネクタ部はWORKSHOPNAK#138基板改造を利用します。PIC16F88の時に作った2桁LEDとTC4040Bはユニバーサル基板を利用。以上の基板に長いピンを付け、温度センサーと一緒にブレッドボードに差し込みます。
回路図は水魚堂さんのBSchを使いました。また関連記号類も利用させていただきます。公開された作者さん達のご努力に感謝いたします。http://www.suigyodo.com/online/schsoft.htm
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実験 ちょっとLED表示が暗いので、桁駆動信号へ直列に入れた抵抗はやめにしました。そのためにICSPは使えなくなり、WSNAK基板上でPICKIT2プログラマで焼いたチップをブレッドボードに差し込んで動かします。LED表示が暗いのですが、消費電流との兼ね合いもあります。
2.6V電源で1.82mAとなりました。2000mAhの単三ニッケル水素であるとフル充電で1月以上ともちます。 |
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プログラム プログラムはMAIN部と7セグメント表示部に分けて書いております。関数delay.hと675_seg_disp.hを引きこみ必要です。
コンフィギュレーションはPIC12F675のnobcha標準テンプレート値を採用。AN0から温度センサー信号をADCに取り込みます。今回からADCは10ビット幅を使うので関数のデータ型はSHORTになります。TC4040へのクロックデータはGP5,桁駆動はGP1,2を使用します。クロックは内部で4MHzです。 MAINは以前に作ったADC入力をUARTでPCに送り出すプログラムを流用して、電圧値の変換式に対応。またUARTに送り出す替わりBCD値をセグメントドライバーに送り出します。7セグメント表示のプログラムはこの実験の一つ前に作った3桁カソードコモンLEDをTC4040B経由で点灯するものの改造。完成時には温度センサーの替わりに半固定抵抗器をブレッドボードに差してADCの入力値変えて確認しました。 MPLAB、PICKIT2,HITEC CコンパイラはMicrochip社の製品です。詳しくは次のURLを参照してください。
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次はどうなる
これをケースに入れないと実用的な価値が出ないので、次回アキバへ行ったときに適当なケースを探してきます。実験としてはPIC12F675のポート不足をTC4040Bで補うと言う試作の延長でLCD接続を試してみたいですね。
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