リニアテクノロジー社がフリーの回路シュミレータを提供しています。WEBに公表されているSPICEモデルを入れ替えてみてどんな波形になるかを試して見ます。 もともとはSPICEはリニアなアンプの挙動をみるためのソフトであり、発振などという大振幅動作は得意でないと思ってましたが、そんなことはないですね。
使うにはLTSPICEを起動して回路図エディタでTRとかRCL部品類をお絵かきします。とりあえず適当にパラメータも入れても、RUNすると動作波形が得られます。
これは面白い、やってみたいと思われた方はLTSPICEのダウンロードや、使い方などが各種WEBで簡単に情報が得られます。先駆者の方が情報発信しておられます。まとめておきましたのでご参考にしてください。
今回の場合はトランジスタを2SC1815にして回路を入力しシミュレーションしますと・・発振が今ひとつです。そこで高周波特性がもっと良いと思われる2SC945がジャンク箱から発見できたので変えてみました。自分で巻いたトランスのインダクタンスはやみ雲に140μHと決めて、計算させました。55kHzぐらいできれいに発振しています。
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