nobchaの電子回路日記のブログ 2011.02.03 |
1.単三電池1本でLEDを駆動する2石NPN/PNP回路MPLABのアセンブラ不調なので、口直しに、単三電池一本で、昇圧回路でLEDを駆動する回路を試作して見ました。今までNPN/PNP組み合わせ2石方式、1石でトロイダルコア使用する方式、マルティバイブレータ方式を手がけました。今回はNPN・PNP2石を使う方式で以前に取り組んだものと似ていますが、DCバックブーストと呼ばれるインダクタの逆起電力をそのまま利用するものです。
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2.まずはLTSPICEで確認この回路方式はEDN誌の別冊 deign ideas1の19ページに記載されていました。いつものようにフリーのSPICEであるLTSPICEの力をお借りし手持ち部品で動作するかどうかを確認します。トランジスタはおなじみの2SC1815と2SA1048が登録されているのでそれを使います。
大体300kHz(3.3μS)ぐらいで発振するようです。20mAぐらいのピーク電流が流れますが、デューティ50%ぐらいの3角波なので、LEDに流れる平均電流は5mAぐらいと思います。 今までの回路ではピーク大きくデューティ小さかったですが、この発振回路では高デューティ波形になります。
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3.ブレッドボード実験LTSPICEで当たりが付いたので、次はブレッドボード実験です。TRは2SC2458と2SA1048です。 光らせるのは高輝度φ5白色LEDです。OSPW5111B−QR(If=30mA,IfMAX=100mA、7000mcd)というものです。 発振周波数は318kHzで、電池電流は7mAでした。
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4.回路図
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*EDN誌はリード・ビジネス・インフォメーション株式会社が発行する技術雑誌です。 *LTSPICEはリニアテクノロジー社が提供する回路シミュレーションソフトウェアです。”http://www.linear-tech.co.jp/designtools/software/” *回路図は水魚堂が提供するBsCH、及び関係の部品データを利用しました。”http://www.suigyodo.com/online/schsoft.htm” *アイコンは「牛飼いの部屋」からの提供です。”http://www.ushikai.com/” |