項目
|
詳しい内容
|
備考
|
ランチャーをばらしてみる
|
透明プラスチック板と、反射板とその後のLED基板はアルミケースに圧入されていてケースの中からドライバのようなもので基板を壊さぬように突くと簡単に外れました。
再組み立て時はどうしても再圧入であり、また単三バッテリーをケースに入れて格納すると単四時より長手方向が伸び、ばね圧が増えます。そのため電池を入れて後、ふたを閉めたとき前部分が飛び出しました。そこで、チョット乱暴ですが、前部分を圧入した後、ケースの頭部分の周りをひずませ、飛び出ないようにしました。
|
ばんとさんのブログを参考にしました。
|
まず実験
|
以前表面実装ユニバーサル基板の上に作ったNPN/PNPたすきがけ発振によるDCブースト回路を取り出してきて、単三電池ケースに貼り付け動かしてみます。こんな感じです。見た目いまいちですが、動作しました。
|
この実験の回路を引っ張って来ました。
|
試作1
|
試作1では単四3本バッテリーケースの替わりに単三1本電池ケースと電池ケース裏に昇圧回路基板をくっつけます。まずは回路図です。
基板の部品配置計画です。
生基板をカッタで削って作成します。
元のスイッチを生かしつつ、電池との接続を行うため、基板から錫めっき線をケース内側に接触するようにします。
|
|
試作2の回路図
|
元々の回路では単四電池が3本で公称4.5V、LEDは3本並列で電流制限抵抗は6.8オームが付いています。この基板を改造して回路を載せるというアイデアが出ました。
基板からチップ抵抗をとりさり、インダクタをつけます。パターンをカットして、更にTRを2個、コンデンサ、抵抗を各1個ずつ追加します。回路図は次です。
電池は単三1本入りケースを改造して、ケースの前後にリン青銅板で端子を追加し、単四電池ケースの変わりに入れるようにします。長手方向が単四よりのびますが何とかばね変形の範囲で収まります。
|
「気の迷い」さんがLEDライト研究をたくさんされています。
NPN/PNPトランジスタのたすきがけ発振回路でインダクタを駆動し、バックブースト方式で昇圧し白色LED駆動電圧を作り出す回路のシミュレーションや実験や解説はホームページの左側メニューDiscreteDevice(TR&FET)から入ったところにあります。
|
試作2での部品表
|
|
部品表はランチャーライトフローラル改造時の情報ですが、この実験でも同じ部品になります。
|
試作2ではLED基板をパターンカットして表面実装部品を使う
|
チップ抵抗を取り去った基板と、追加するチップ部品を並べてみました。
|
|
パターンカット
|
次のようにパターンをPカッタなどでカットします。また、チップ実装のために半だレジストを削ります。
|
|
試作2で改造後
|
2SC2462Lが裏向き実装となり、コレクタが部品リード線を使う空中配線となってしまいました。既存パターンの関係からこのトタンジスタの実装ではジャンパ線は必須のようです。
ニッケル水素電池1.3Vでおよそ平均30mA流れています。LED3本では三角パルス波形で2倍の2.5Vぐらい、平均15mAが流れる推定です。
|
LED長寿命化のためのLED毎に電流制限抵抗を入れる改造も考えられます。
このインダクタは元々直列抵抗値が3オームぐらいあります。
|
実用実験
|
結局試作1号機と2号機の2本を作成し、自転車の前照灯などに使っています。セリアの自転車ハンドル取り付け用ケースに入れております。こうなると点滅も欲しいですが、更にTRを2石でマルチバイブレータとなるとちょっとパターンカットと実装が追いつきません。考え中です。
|
|
nobchaの電子回路実験は本人の興味と理解のために実施しております。確実な動作保証はありません。ご自分の責任で参考にしてください。また、記載事項には著作権がありますので、コピーなどについてはご注意ください。