nobchaの電子回路日記ブログまとめ

戻る  PIC12F683電池駆動簡易カウンタの実験

2011.0619

 

 はじめに 

  PIC12F683を使い実験を色々やってみます。周波数カウンタ機能は色々な応用に使えるようです。まずはTMR0とTMR1を使い、内部クロック.8MHzを基準ににして簡易カウンタをまとめます。バッテリー駆動、単三ニッケル水素電池3本3.8VでLCD表示したいので、ii2c接続電池駆動可能なLCDを使います。

  当初はバッテリー2本の2.6V駆動を目指しましたが、LCD輝度が確保できず断念しました。単三ニッケル水素3本です。

 

 試作機の仕様は 

 仕様は次になります。

 

回路図 

 実験用回路は次になります。

 回路図は水魚堂さんのBSchを使いました。また関連記号類も利用させていただきます。公開された作者さん達のご努力に感謝いたします。http://www.suigyodo.com/online/schsoft.htm
   

 

 実験 

 ブレッドボードで実験を進めます。PIC12F683手持ちがSOPパッケージ品しかなく、SOP変換基板を使い実装しています。

  試験用クロック源としてEXO3 20MHz品を分周し用いました。プリアンプは始め2SK439を使おうとしましたが、電圧低くても電流を流さねばならず、それなら減電圧特性が良いトランジスター2SC2458の方がよかろうと思い変更しました。

 

    

 

 プログラム 

  プログラムはMAIN部LCD表示部i2cドライバ部に分かれています。LCD表示関数は従来TC4040B経由駆動でしたが、今回その下位にi2c関数を組み込みました。i2c関数はHITECH社サンプルプログラムを参考に作成しました。READ,WRITE共用です。今回はWRITEしか使っていないので、今後EEPROMなど入手しREADのデバッグも必要です。

  またdelay.h_li2c_cd_func_.hi2c.hを引きこみ必要です。

 

 

 次はどうなる 

  今回i2c接続低電圧駆動LCDを使うためi2c関数を作りはじめましたが、汎用でREADも入れております。。lcd接続ではWRITEしか使わなかったので、次はREADのデバッグ必要です。つなぐ相手としてEEPROMが入手しやすいかなと思っています。

  単三2本で動かすという当初の目標はバッテリー電圧がLCD動作電圧に届かず達成できませんでした。あくまでも単三電池2本にこだわるなら、LCD消費電流は少ないので、クロックを取り出しポンピング昇圧して電源を作るアイデアもでてきます。

 

 

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